for Children (フォーチルドレン)は世界中の子どもたちのために行う、全ての活動を支援するプロジェクト名です。


英語ができなくたって、日本に居たままだって、世界中にいる手を差し伸べなければならない子供たちへのサポートはできるはず!

【映画「闇の子供たち」に関心を持ったあなたへ】


このサイトに行き着いたあなたはもう映画「闇の子供たち」をご覧になったか、これから見ようと思っているのでしょう。
もしかしたら「見るに耐えないもの」かもしれないので事前に内容をチェックしようかな?そう思って、このサイトに訪れたのかもしれませんね。

どんな想いであれ、普通の人なら目を背けてしまうような幼児売買春・臓器密売と言ったへビィな問題にあなたが関心を持たれたこと、私は心から嬉しく思っています。

でも、これって本当のことなの?


誰もが始めにそう思うはず。
もちろんあなたもそうでしょう。

確かにエンターテイメントである映画の性質から、どうしてもセンセーショナルな取上げ方をしなければならない分、一部大げさかな?と感じる箇所はありますが、決して問題の本質にうそはないと思います。


闇の子供たちが存在し、臓器密売があり、幼児売買春があること。
加害者の中には日本人がいること。

それが、あなたの住む国、日本からわずか地図上20cmほどの国で今でも起きていること。
(映画の中で日本からわずか地図で20cmほどと言った表現がありました...)


これらは現実に起きているのです....。


こんにちは。
for Children (フォーチルドレン)代表の桑原正です。
突然ですが、私は昨年(2007年)11月21日から11月31日までタイの隣にあるカンボジアに一人で行ってきました。

目的ですか?

幾つかあったのですが、一番の目的は幼児売買春の現場へ潜入して証拠映像を納めること。
二つ目は現地NGO団体(正式名NPO法人かものはしプロジェクト)の活動内容を紹介する映像を収録すること。
三つ目は、貧困に喘ぐ国が抱える問題を解決する処方箋には一体どのようなものがあるのか?それを私自身は実践できるのか?を見極めることでした。

えっ?きっかけですか?

私は元々、映像を通し社会に貢献するNPO法人「ピュアメイルスタジオ」の代表を務めていたので、国内での社会活動を行う中、カンボジアで幼児・児童売買春から子供たちを守るNPO法人「かものはしプロジェクト」の共同代表、村田早耶香さんと知り合うことになり、カンボジアの子供たちが置かれた悲惨な状況を知らされ、1日でも早く解決したいと願う彼女の想いに共感し、その緊急性から、すぐにでも何か手伝わなければと強く感じたからです。

当然、私の社会活動におけるベースは映像制作でしたから、「かものはしプロジェクト」の活動内容を紹介し、一人でも多くの支援者が募れるような映像コンテンツ作りを手がけられればと思いました。

でも、まずは現実に起きているこの惨状を一人でも多くの人に事実だと認知して貰うことが一番大切だと考え、先ほどの一つ目の目的「証拠映像を納める」こともミッションとしたのです。

しかし、証拠映像を納めるには、幼児・児童売買春の現場に客として行かなければならなく、非常に危険でもあることから、そのようなことを「かものはしプロジェクト」は了承してくれないだろうと思い、証拠映像を納めることについては私(桑原正)個人の範疇で行い、「かものはしプロジェクト」には現地での安全確保に対する情報提供だけを申し入れました。

「活動内容を紹介する」撮影については、正式に「かものはしプロジェクト」からの依頼としてお手伝いすることになり、「どうすれば問題解決できるのか?」 「求められる具体策はどのようなものか?」 「実際にどう実践しているのか?」を日本の人達に知って貰えるような映像コンテンツ作りの素材として、「現地スタッフ(全員カンボジア人)の活動状況」 「支援している子供たちへのインタビュー」 「村人たちの生活環境」などを収録することになったのです。

私が実際に首都プノンペンにて売春宿を撮影したものです。(この場所では幼児売買春は行われてないと現地ガイドは言ってましたが,,,,)
危険なので車内から撮影しました。
現地のガイドはかなり怯んでました。
散歩を装い撮影しました。(中央の店)


話は元に戻りますが、そこで今回、映画「闇の子供たち」が今年(2008年)8月4日に封切され、8月30日からは全国60箇所の映画館で上映されることを知り、たくさんの被害にあっている子供たちを救える、この追い風を逃してはならないと考え、急きょ私自身が自分の目で見て、耳で聞いた、カンボジアの実態と「NPO法人かものはしプロジェクト」の活動紹介を交えたレポートをあなたに伝える決意をしたのです。


カンボジアにも闇の子供たちが存在し、臓器密売があり、幼児売買春があること。
同じく加害者の中には日本人がいること。

それが、あなたの住む国、日本からわずか地図上22cmほどの国で今でも起きていること。


知って欲しいからです。

そこで、一つだけ、あなたにお願いがあります。

もし「闇の子供たち」をまだご覧になってないのなら、このレポートは映画を観てからお読みください。
あなたがこの問題に対し、どのように感じ、どのように受け止めたか、そのファーストインプレッションがとても大事だからです。

もうすでに「闇の子供たち」を観ていたなら、あなたが今抱いている想いと私がこの作品から受け取ったメッセージをオーバーラップさせてみて、このレポートを読み進めてください。

私なりに受け取ったメッセージとは...

守るべきは、「子供たちの笑顔」
責めるべきは、「知らないでいた、目を背けていた、自分自身」
学ぶべきは、「現実に目を向け、行動へ繋げること」


この3つです。

もちろん、あなたにこの想いを押し付けるつもりはありません。
あくまでも、意見のひとつだと捉えていただいて結構です。

けど、確実に言えることがあります。

この3つは、カンボジアで子供たちの笑顔から受け取ったものと、まったく同じメッセージだったのです。

映画「闇の子供たち」オフィシャルサイト




※NGO・・・
非政府組織(ノン・ガバメント・オーガニゼーション)主に国外で人道支援を行う民間協力組織。
簡単に言えば日本政府ではないけど、外国の困ってる人たちを助けるボランティア団体。
※NPO・・・ 
特定非営利活動法人(ノン・プロフィット・オーガニゼーション)主に国内で営利活動と非営利活動を行う法人。
簡単に言うと企業とボランティアや市民グループの中間的な存在、稼いだお金を社会に還元する使命を持った法人。






■NPO法人 かものはしプロジェクトとの出逢い (movie)

「NPO法人かものはしプロジェクト」代表の村田早耶香さんと初めて出逢ったのはNPO法人エティックが開催する「2003. ソーシャルビジネスプランコンテスト」を撮影した時のことです。

社会的な問題を事業活動によって解決しようとする若手起業家のビジネスプランを全国から募り競い合う、このコンテストで共同代表の青木健太さんと共にプレゼンテーションした彼女は、みごと優秀賞を獲得したのです。

その際の映像がありますので、最後までご覧ください。必ず「かものはしプロジェクト」の原点が分るはずです。
※この映像は2003年5月30日に収録されたものです。
※NPO法人エティック・・・
若者を支援する実践型インターンシップや社会的問題を解決する起業支援を行うNPO法人。
NPOの草分け的存在で、NEC社会企業塾やチャレンジコミュニティ創成プロジェクトも展開中。





for Children カンボジアレポート vol.1

【NPO法人かものはしプロジェクトとは】


いかがでしたか?
私が、カンボジアに行こうと思えた原点でもあり、どうしてもあなたに観て欲しかった映像です。

しかも、映画「闇の子供たち」が上映される、5年も前の出来事だったのです。

もちろん、気づきは早ければ早いほど良いのですが、大切なのは気づく早さではなく、問題を知りえてからあなたがどうするか?なのです。


それでは、本題のカンボジアレポートを進めて行くのですが、やはり、その前段としてNPO法人かものはしプロジェクトの活動内容をもう少しだけあなたに紹介しなければなりません。

先ほどの村田早耶香さんが行ったプレゼンテーション映像で十分「かものはしプロジェクト」の内容は把握できたかと思いますが、あの時点ではまだ事業計画の段階にあり、現在のようなソーシャルベンチャーとしての揺ぎ無い基盤が確立出来ていた訳ではなかったので、誤解を招くことがあるかもしれないからです。

本当は、NPO法人かものはしプロジェクトのホームページを観ていただくのが一番良いのですが、まずはこのカンボジアレポートを読み進みたいと言うあなたに対し、簡単な活動内容を紹介していきます。

団体概要は以下のとおり。
団体名:特定非営利活動法人かものはしプロジェクト
設立日:2002年7月18日  2004年9月22日NPO法人格取得
事業内容:カンボジアにおける職業訓練センター事業・カンボジアと日本とのIT事業
役員:共同代表 村田早耶香さん、本木恵介さん、青木健太さん
日本事務所所在地:東京都渋谷区神泉町21−1永田ビル2F
TEL:03−5454−3082
FAX:03−5454−3092
URL:http://www.kamonohashi-project.net/
E-mail:info@kamonohashi-project.net

カンボジアの子供たちのために、NPO法人かものはしプロジェクトのサイトに是非ともアクセスしてみてください!
映画「闇の子供たち」オフィシャルサイト
毎年春に開催してます。
子供たちの笑顔を守る仲間を募集してます。
気軽にできる国際協力 「ゆるかも.」



彼らの使命は「カンボジアの児童買春被害者15,000人を0人にする」ことで、問題を解決するための具体的なアクション(事業)としては 「コミュニティファクトリー事業」 「IT事業」 「サポーター事業」 の3つがあります。

「IT事業」は安定した資金供給源として企業のWEBサイトを製作し、このミッションの展開を加速させる役割を担い、「サポーター事業」は子供たちの未来を守る仲間づくりとして、カンボジアと日本を結ぶ役割を担っています。

「コミュニティファクトリー事業」はカンボジアの貧しい子供たちが確実に救われる仕組みをつくり出すもので、農村において職業訓練を行い、現金収入の道を開き、子供たちが売られてしまう問題を未然に防ぐ、今回私が活動内容を撮影した事業です。

「コミュニティファクトリー事業」が問題解決にとってどうしても必要な手段である訳は、その背景に1970年から20年間続いた内戦の爪跡があるからです。

内戦による大量虐殺は、現在最も働き手となる30代〜50代の人口を極端に少なくさせてしまい、さらに、もともと農村では作地面積が少なく、農業だけでは安定した収入が得られないことも重なり、どうしても子供を出稼ぎに出さざる負えない状況を作ってしまったのです。

その出稼ぎ先で騙され、売春宿で働かされると言った児童売買春の被害が多発しているのです。

また、多くの知識人が殺され村のリーダー的存在がいなくなった事から、現在の村ではコミュニティとしての機能が低下し、村の仲間が騙され売春宿に連れて行かれそうになっても、それを抑止できないでいると言った現状もあるのです。

このような状況を改善する処方箋として、農業に頼らなくても生活できる体制を創り、本来あった村のコミュニティ機能を回復させる事業こそが「コミュニティファクトリー事業」なのです。

では、文章での説明はこのぐらいにして、早速、私が現地で取材してきた「コミュニティファクトリー事業」の映像を観てください。


■かものはしプロジェクト コミュニティーファクトリー事業 (movie)

ファクトリーはカンボジア、シュムリアップ州チェックライエン地区コンポンクダイ郡にあるスピンタノッビレッジとタプニアビレッジのそれぞれにあります。

同行してくれたのは、英語ができる「NPO法人かものはしプロジェクト」現地スタッフのソバンくんで、カンボジア到着の翌日AM8:00に宿泊先のロビーでおち合いました。

この期間たまたま日本人スタッフが不在だったこともあり、コミュニケーションは全て英語(私はぜんぜん英語が話せません)かスマイルのみで、日本には「どーも、どーも」があるので日本へ来る外国人はかなり助かってるぞ、とつくづく思いました。
※この映像は2007年11月22日に収録されたものです。

コミュニティーファクトリーへの撮影取材


ファクトリーのあるシュムリアップ州はアンコールワット遺跡があることでも有名で、日本人の観光客も多く、2007年12月からは成田空港より直行便が出るようになったと聞いています。

なんだ、それなら観光収入で潤ってるんじゃないの?

でも、そうではないみたいです。
私もそう思って町を眺めて歩いたのですが、どうも観光地的な洗練された雰囲気がぜんぜんなかったのです。
先ほどの映像の初めの部分を見ていただいても分かるでしょうが、あのバイクや車がひしめき合っている大通りのところが街の中心部ですから....想像が付きますよね。

ツアーで用意されたバスに乗って観光するのなら良いのですが、ちょっとホテルを出て街中を散歩してみる、みたいなことはまず日本人には無理だと思いました。

現に、滞在中、私以外にあの大通りを横断する外国人はいませんでした。
(信号がないので、道の反対側にある食堂へ行くためには横断するしかないのです。もちろん手を挙げたって誰も止まってなんかくれません。)

大抵、どこの国でも観光で栄えている地域では、大なり小なり外国人が安心して観光できるような受け入れ体制が整っているはずなのに...この国は何かが違うぞと感じました。

そこで、後になってですが、滞在3日目にチャーターした現地ガイドのチャーチルくん(迷惑がかかるといけないので仮名にしました)にその事を尋ねてみると....
「私たちは政治的なことを話すことは禁じられているのですが...ここだけの話、遺跡での観光収入はもちろん、空港の使用料までみんなフランスの利益になっているんですよ」
「もし、カンボジア人で潤う人間がいたとしたら、フランスと繋がっている政府の高官だけでしょう」
「私たち一般のカンボジア人が観光で潤うことはないのです。ほら、ホテルだってほとんど外国の資本でしょ」
「でもこれだけじゃないんです。他にもフランスのせいで不便を強いられていることがたくさんあるのです...」
このような返事が返ってきました。

確認をとっている訳ではないので政府高官のくだりは聞き流したとしても、現実に他国フランスによる搾取は依然として続いているのです。

また、なぜフランスかと言うと、遡ること19世紀中ごろからフランスによる植民地化されていたからです。
ちなみに完全に独立を果たしたのは1953年になってからのことです。

これらの背景から、映像で見てのとおり、カンボジアの人々はぜんぜん観光で潤うことはないのです。


「幼児売買春の証拠映像」や「かものはしの活動紹介映像」を収録することに追われ、残念ながらアンコールワットへは行けませんでした。
中央 現地ガイドのチャーチル君 右が私。
上空から見た村の風景 道は舗装されてない。
シュムリアップの夕日はとても綺麗でした。




そんなシュムリアップの中心から車で約2時間ほど行った先に、「NPO法人かものはしプロジェクト」
の現地オフィスがあり、そこから10〜20分ほどのところにスピンタノッビレッジとタプニアビレッジがあるのです。

最初に訪れたファクトリーでは「イグサ」を材料にした「ござ」や「カバン」などを製作しており、どの製品とも、とても職業訓練とは思えないほどの完成度でした。

働いている女の子たち(15〜16歳が中心)はみな笑顔で楽しそうでしたが、カメラを向けるとやはり緊張したのでしょうか少し硬い表情になったので、その緊張をほぐすためにもカメラを向ける前に必ず手を合わせ拝む姿勢で「チョムリアップスーオ(こんにちは)」と言ってはお辞儀をしました。

これは日本で言えば深々とお辞儀をするような挨拶にあたると思います。
ビレッジではみな当たり前のように行っていましたが、数日後、移動した首都プノンペンの街中で同じように挨拶した時には笑われてしまいました。

挨拶が丁寧すぎて変だったのでしょうか?
それとも都会の人たちは相手を拝む気持ちを失ってしまったのでしょうか?
こんなささいなことからも、都会と田舎との格差みたいなものを感じざるおえませんでした。

その時のイメージを言葉にすれば、こんな感じです。
混乱しながらも、エネルギッシュにどんどん変わっていく都会の人々。
情報が入ってくることも少なく、貧しいまま良くも悪くも変わらない田舎の人々。

で、一通り女の子たちへのインタビューが終わったら、何人かの家に伺うことになり、家族へのインタビューも収録することになりました。

インタビューの内容は、女の子、家族共に、「支援についてどう思うか?」「現在困っていることは何か?」「ファクトリーで一番楽しいことはなに?」と言った質問です。

インタビューの間中、どの子も仕事の手を休めることなく答えていたのがとても印象的でした。


かものはしプロジェクト コミュニティーファクトリー事業は確実に成果を挙げていると実感した取材でした。
ファクトリーの女の子たちと。
同行してくれた現地のスタッフ。
家族の家での撮影風景。




2件目のファクトリーではイグサ製品の製造に加え洋裁の訓練やサンダル作りも行っていました。

到着してしばらくすると、学校を終えた女の子たち(15〜16歳が中心)が次々とやって来て、楽しそうに仕事をし始めたのです。
この子達が進んで、また喜んで、職業訓練を受けに来ていることが容易にわかる風景ですよね。

みな楽しんで働いているから当たり前なのでしょうが、ここのファクトリーで作られた製品も、どれもこれも綺麗に仕上がっており大変クオリティの高いものでした。

ここでも数人の女の子と家族にインタビューしたのですが、その中に忘れられない女の子がいました。
彼女は左手に障害があり(手の部分を撮影する許可は本人より得ています。)原因はやけどによるものだと思いますが、映像の11分30秒ごろを見てもらえばわかるように、不自由な手を器用に使ってサンダル作りをしているのです。

そのこと自体とても素晴らしいと思えることなのですが、もっと凄いと感じたのは、彼女の屈託の無い笑顔だったのです。
自分が抱えている障害を嘆くことなく、今を楽しんでいるように見えたからです。

彼女には「どんなに理不尽な出来事でも平然と受け入れてしまう力」が与えられている!そう思えた瞬間でした。

実はこのとき感じた彼女の力とまったく同じものに触れる機会がプノンペンでもあったのです。
きっと、そのことが彼女を忘れさせなくさせたのだと思います。

その機会とはプノンペンのセントラルマーケット(中央市場)やワットプノン寺院で地雷によって手足や目を失った「物乞い」の人たちと逢ったときです。
写真を見てください、彼女と同じようにみな笑顔なんです!
私がカンボジアに来て一番圧倒され最も感銘を受けた出逢いが、そこにあったのです。


セントラルマーケットやワットプノン寺院で出逢った地雷によって手足や目を失った「物乞い」の人たちと仲良くツーショット。
なぜ?と聞くと「ミーン(地雷)」と一言。
見えませんが彼は両手を失ってます。
抱えているバケツにお金を入れます。



もともとカンボジア人が持ち合わせていた気質なのでしょうか?
それとも、長い内戦による虐殺の時代を駆け抜けた国民特有のたくましさなのでしょうか?

これからもカンボジアと関わり続けていく中で、いつかその答えを見つけることができるのかもしれません。

カンボジアには、私たちがやらなければならないたくさんの支援活動と同じぐらい、学ぶべきことが有るんですね。

for Children カンボジアレポート vol.2 へ続く (現在執筆中です、しばらくお持ちください)






   for Children (フォーチルドレン)とは「理念」であり「プログラム」なのです。

for Children (フォーチルドレン)は団体ではありません。
for Children (フォーチルドレン)「理念」であり「プログラム」なのです。

えっ?と思われるあなた、ボランティア団体なのかと勘違いしているあなたに聴いて欲しいことがあります。

「世界の子供たちのために支援を!」と言うと、多くの人たちが、「どこかのボランティア団体に参加しよう」とか「ボランティア団体を設立しよう」と考えるかと思います。

でも、そのように行動でき継続し続けられる人は、ごく限られてるのではないでしょうか?
「仕事や家事をしながら時間は作れるの?」「設立資金や活動資金はどうするの?」
つまり支援活動と日常生活が両立できるのかと言った問題に直面するからです。

ましてや「世界の子供たち」となれば「英語が出来なければ...」とか「医療者みたいに特別な技術がなければ...」と思いますし、大抵の人がこれらのハードルでつまずいてしまうはず。

もしかすると、あなたもそうだったのでは?

私もそうだったのです。

だって、未だに私は支援活動と日常生活の両立ができず、薄い氷の上に立つような想いで「このまま続けようか、それともやめようか」と日々迷い続けているのですから...。

支援
活動に没頭すればするほど資金難に陥り、さらには自分自身の生活までも脅かされ、それでも「これは人生の修行だから」と自分に言い聞かせて済ませられれば良いのですが、このような状態が続くと、どうしても周囲の人に迷惑をかけてしまうことになります。

その結果、身近な人間関係は崩れてゆき、ついには「どうやっても両立なんて無理...」と落胆し、「このままでは日常生活が破綻する」と思い悩む反面、「どんなに苦しくても始めたからには最後までやり遂げなければ....」 「一度挙げた手は絶対下げないで頑張り続けるぞ....」 と自分への無理な鼓舞をしてしまうほど追い詰められた精神状態になることもしばしばなのです。

志を立て9年たった今でも支援活動と日常生活の両立は私にとって大きな課題のままなのです。


英語にしてもそうです。
はずかしい話ですが、私がペラペラ話せる文はこれだけ。

「How many tigers are there in the zoo?」
「あそこの動物園にトラは何匹いますか?」

中学生の時に丸暗記したものです。
こんな会話、日常で使うことってあります?

ありえませんよね。

もう少し勉強しておけば良かったなんて後悔してみても今更遅く、いつも海外へ行くときは必ず「旅行用の英会話本」を持っていかなければどうにもならないほど英語が話せないのです。

余談ですが、なぜ「for Children」なのか?ですが、カンボジアレポートのなかでも触れているように、カンボジアの首都プノンペンにある「HCCグッドデイセンター」(障害・エイズ孤児のための施設)に寄付をしようとアポなしで訪問したときのことです。

勝手に門を潜って中庭に入ったとたん警備員のおにいちゃんにすごい形相で呼び止められ、英語でペラペラまくし立てられました。(彼もあまり英語が得意ではなさそうでしたが....)

英語がまったくできない私はその勢いにかなりひるみながらも、たぶん、「何しにきたのか?お前は誰だ!」と言ってるだろうと、とっさに彼の表情から言葉の意味を読み取り、思わずポケットの中にあったお金を全部取り出し、必死で(きっと彼からも私の形相は恐ろしいものに見えてたでしょう)頭の中にある数少ない単語を思い出そうとした瞬間、思わず「for Children!」と叫んでいたのです。

for Children!このたった一言が私の想い全てを伝えてくれたのです。

彼はすぐ笑顔に変わり、ほかの女性職員を呼んでくれました。
彼は「この人は寄付に来たらしい、施設の中を見せてあげられないでしょうか」と言ってるようで、その後女性職員が親切に施設の中を案内してくれました。
さらに、2日後に再度訪問して良いとの約束までしてくれたのです。

そのときは
英語が話せなくたって一生懸命気持ちを伝えようとすれば的確な言葉が自然と湧き出てくるもんなんだなぁ、と自分でもびっくりでした。

帰国後、「何かしなければ...さしあたり日本でも起こせる行動を...その理念を象徴できるようなフレーズが欲しいな...」そう思ったとき思わず浮かんだのが「for Children!」、英語ができない者同士でも通じる、あの時の言葉だったのです。

よし、簡単で理解が得られやすいこの言葉から始めよう!この言霊をもってみんなへ伝えよう!
そう思い立ち、このプロジェクト名を「for Children」とした訳です。

英語が駄目でないと起きなかった体験であり、出てこない発想だと思いませんか?
私がどれだけ英語が話せないのか、これでお分かりになったと思います。


「ふ〜ん、ところで生活との両立や英語ができないことは分かったけど、君には映像制作やWEB製作と言った武器があるじゃない」

そんな声が聞こえてきそうですが....とんでもありません。

映像はビデオカメラさえあれば、誰だって撮れます。
WEB製作だって今では「ホームページビルダー」などの簡単な作成ソフトがあるので誰でも作れます。
これらは、綺麗な絵が描けるとか上手に楽器が演奏できる、みたいな才能に左右されるものではなく、ただボタンを押したりマウスを動かせばどうにかなる程度のスキルでしかなのです。

私には何一つ特別な技術がある訳ではないのです。


では、なぜこんな私なのに、このような行動ができ継続し続けられたのでしょう?

理由を挙げるならば、次の3つでしょうか。

「どうせ非営利活動だからと開き直って貧乏を決め込み、維持費や設備費が掛からない質素な運営体制にした」
かっこいいオフィスでもなく、ただのマンションの一室で、綺麗な看板なんてありません。
事務局の裏にあるのは、なんと墓地。

「特別な能力はないので誰にでも出来そうな技術の中から選び、比較的習得しやすく、すぐに収益に結びつきやすそうな映像制作とWEB製作を武器とした」
専門家の手ほどきを受けたのは始めの頃、たった数ヶ月間だけです。
しかも、習得した技術のほとんどは活動を初めてから実践の中で掴み取ったもの。

「自分は<丸出だめ夫(まるでだめお)>だと自覚し、見栄を張らず助けてくれる人々の善意を素直に受けた」
やっぱり、ここが一番の根拠であり原点ですね。

「私は無力だけど、そこにたたずむ」、そう心に決めてしまえば、英語ができなくかっこ悪くても、きれいなオフィスでなくみじめでも、たいした技術もなくあまり役に立たないと思われても、へっちゃらなんですよね。
逆に、その方が物事が上手く行くように今では感じてます。

そのことは、先ほどの、なぜ「for Children」なのか?の内容からも理解して戴けるかと思います。
もしあの時、私がスマートなコミュニケーションができていたら、「for Children」と言うフレーズは会話の中にかき消されてしまい、英語が話せない者同士でも確実に相手へ伝わるこの言霊を得ることはできませんでしたし、その後にできた警備員のおにいちゃんとの濃密な関係もなかったかと思います。(2回目の訪問後、意外なかたちで彼との絆が深まりました。詳しくはカンボジアレポートにて)

当然ですが、できないことに胡坐をかいてる訳ではありません。
こんな私でも、いつかは英語がペラペラに....みたいな上昇志向は常にあります。
ただ、そうなれる前にアクションを起こしたかっただけなのです。


どうですか?もう、あなたは気付きましたよね?

この3つの理由の中に「誰にでもすぐ世界の子供たちへの支援が始められるロジスティックス(方法論)」が内在していることを!

もし、あなたがサイトの冒頭にある
「英語ができなくたって、日本に居たままだって、世界中にいる手を差し伸べなければならない子供たちへのサポートはできるはず!」この言葉に心が揺り動かされていたのなら....もし、あなたが今すぐ子供たちのために活動したいと思う自分をすでに悟っているなら、その想いに応えるためにも、私は長年の経験と思索から得た私だけの実践的ロジスティックスをあなたにプレゼントしたいと思います。


かたちや組織に囚われることなく、身軽で自由に。
できないもので勝負する前に、今できることで成し遂げる。
最大のコミュニケーションスキルはノンバーバル(言葉に頼らない、その人なりの内面からにじみ出る表情や雰囲気)なものであることを知る。



この3つのロジスティックス、是非ともあなたに身に付つけて欲しいと願っています。
きっと実践に一歩近づくはずですから。

もちろん、NGOなどのボランティア団体に参加したり、自身で団体を立ち上げ多くの賛同者を集め大きなムーブメントを起こすことができるのであれば、その方が素晴らしいことだと思います。

英語や支援先の言語ができれば、より深いコミュニケーションも図れますし、特別な技術があったのなら活動のスピードも加速させることができるでしょう。
それと、なによりもあなた自身が周囲から求められる存在になれるはずです。

しかし、今のあなたにとって、それ自体が高いハードルであるなら無理にかたちやスキルにこだわる必要はないのでは?

今のあなたにとって本当に必要なのは、一日でも早く実践でき、相反する支援活動と日常生活の両立が図れる方法を身に付けること。
その為に、あなたなりの支援活動に対する理念を打ち立て、あなただけの有形無形なプログラムを実行することではないでしょうか?

これが世界の子供たちに向かってあなたが踏み出すファーストステージ、for Childrenなのです。

なぜ、子供たちが虐待されるの?
どうすれば、子供たちを救えるの?
私に今できることは何?保護?見守り?自立支援?
必要なのは、水?食料?医療?教育?愛情?

まずは、あなた自身が考えることから始めます。

そしてあなたなりのアクションプログラムを開始します。

お金を掛ける必要はありません。
誰かと一緒でなくても良いのです。

例えば、NGOに参加しなくても、代わって参加への呼びかけはできるはず。
団体だって創らなくても、情報提供したり、支援者を繋げてあげることはできるはず。

固定観念に囚われなければ、どんな支援活動だって今すぐ簡単に始められるのです。

だから、もう一度だけ、あなたに伝えます。

for Children (フォーチルドレン)は、かたちに拘らずより実践的な個人から始める世界の子供たちへの支援活動です。

for Children (フォーチルドレン)は、世界の子供たちを支援するために確立すべき理念であり、あなたがこれから実践するプログラムの基本コンセプトとなるものです。

for Children (フォーチルドレン)は、あなたと世界の子供たちを繋ぐ最初の扉、あなたが自分をチェンジしていくファーストステージなのです。



カンボジアレポートに関するご意見お問い合わせ先
for Children (フォーチルドレン)事務局
東京都渋谷区代々木 3-28-2 NPO法人 ピュアメイルスタジオ内
TEL:03-5304-3650 FAX:03-5304-3651
E−mail:pure-mail@mwd.biglobe.ne.jp

for Children代表

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